今日は、38歳の私にとっては、超ハードスケジュール。なにせ、2000メートル近い標高差です。舗装路だったら、まだいいんだけどなあ、、、塩山駅から走り始めたのは、もう既に10時半というのが一番キツイかも。
しかも琴川沿いの道への入り口を間違えて、、なぜか、ぶどう畑を見学してしまった。
しかしブドウ畑の農道の坂ってきついなあ、、、
ところが向こう見ずの私は、意を決して下り始めます。向うから登ってくる車がいたもんね。(引き返してきた人だったりして、、、)。峠の向うは、ダートで、かなり雪の道が続きます。ただ、雪は、車に固められて、なんとか乗って下っていけます。ただ、雪で速くは走れない。
川上牧丘林道が舗装路になった頃には17時をこえてたかなあ。あたりは、真っ暗。ダートの下りを急いだため、初日から、足にきてしまった、、、
で、あとは、野辺山のあたりの宿に、真っ暗な道を、、、宿についたのは、18時を越えてた。寒かったあ。
2日目(2001年11月24日)
南牧村〜(稲子湯通る名前知らん林道)〜林道大河原線〜大河原峠〜女神湖
ちょっと筋肉痛かなあ。前の日地図みながら、酒飲んで強気の状態で決めたルートは、南八ヶ岳林道経由、でそのまま八ヶ岳沿いに299号まででてちょっと下って、林道大河原線から、大河原峠を越える、というもの。
冷静に考えてみると、大河原峠自体はなんとかなるけど、その前の林道大河原線が走れる状態じゃなかったとしたら、日が暮れてしまう。ということで、南八ヶ岳林道はやめて、その横の、海ノ口牧場から稲子湯を通って、299号線に抜ける道を選ぶことにする。
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八ヶ岳が見えてきた。いい天気だなあ。 非常に幸せな気分。 |
で、海ノ口牧場を越えたあたりで、早速、ダートのアップダウンの道が始まります。 (早速だもんなあ。南八ヶ岳林道はやめてよかった。) |
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ごらんのような、ダートの道。登りでしんどいけど、天気もよくて気分いいなあ、、、なんて思ってると、
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北に向いてるところはこんな感じの道で、寒い寒い。 基本的に八ヶ岳の東側の斜面を北に向かって走ってるんで、 沢に入ろうとするときは、左の写真のように、北斜面で、下りで寒い、てな繰り返しです。逆向きに走るとちょうどいいかも。 |
で、299のちょっと前に、味気ない完璧舗装道路になり、スキー場を超えて、299号線にはいります。
ここからちょっと下ったところから、メインイベントの林道大河原峠線になります。
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ご覧のような道が90%以上続きます。途中、申し訳程度に舗装してあるところがありますが、、、 雪も大分積もってました。結局、大河原峠までのかなりの行程は、「押し」です。でもやっぱりこういう道がいいですね。 MTBがますます欲しくなってきた。 |
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雨池です。林道から、20分ぐらい降りたところにあります。時間的にはぎりぎりですが、寄ってみました。そろそろ夕焼けが始まるぅ。 先をいそがなくっちゃ。 |
舗装路にでるまで、相変わらずの、いしころごろごろ雪も残る、の道が続きます。無理して、乗っておりたんですが、、、
今度は、ダウンヒルバイクが欲しい、、、
途中、佐久方面の展望が素晴らしかったんですが、、、遠くは明るく、道は、日陰。写真にするには、無理な状況。
ここでおきて破りの、せこい手を使わせてもらいます。。
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同じ写真を設定変えて、スキャンしたものですが(笑)
道路とススキの色は左の写真、空と、遠くの景色は右の写真、、、、
ということで、、、(笑)。
でも、写真って、露光オーバーだったら、なんとかなるんですねえ、、、
でも、こんな石ころごろごろの下りは、やっぱり、ダウンヒルバイク欲しい(また言ってる(笑))。
で、ようやく舗装路にでて、10分ぐらい(だったか?)登ると、やっと、
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大河原峠からは素晴らしい展望があります。(多分、浅間山方面が見えるんだと思う。急いでて、地図とあわせなかったんで、どれが浅間山か、わかんない。)。右側の写真、遠いところ、見えないなあ、、、浅間山。
よし!浅間山見せてあげましょう。いつか使った、おきて破りのせこい手。2回もやるかあ(影の声)。
(ちなみに、後日(1月6日)フォトショップエレメントを手に入れたので、前の2枚の写真使って合成写真を作りました。半日かかった、、、めんどくさー、、、)
どうスキャンしても、暗いとこか、明るいとこの情報が失われるんで、2回スキャンして合成しました。
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空と遠くの山は、濃くスキャンした写真から、近くのススキと自転車は、通常にスキャンした写真です。ちょうど中間の近くの山は、両方の写真を混ぜて(半透明にして。)ます。 結構面倒だったけど、多分、本当はもっと効率のいい方法があるに違いない。 (それとも、最近は、焼きこみができるようなスキャナーでもあるんだろーか。) |
以上、話がそれましたが、元に戻ります。
夢の平林道を、この後下るんですが、夕焼けが素晴らしかった。でも、写真撮る余裕はない。もうすぐ暗くなるよー。
女神湖の、国民宿舎に着いたのは、5時過ぎ。まあ、一回泊まったことあるんで。前来たときは、場所がわかんなくて、心細かったなあ、、、
泊まってる客は、私と、夫婦の方の2組で3人。オフシーズンなのかなあ、、、この宿の営業努力が足りないのは事実でしょう。。私としては、泊めてくれるだけで、幸せなんですけど。
ちなみに前に泊まった時は、私一人でした。(2000年4月のツーリングレポート参照)。ところが、食堂で夫婦の方とお話したんですが、「こんな寂しい宿、2度とくるかあ。どうせ大赤字で、公的資金を使ってるんだろうなあ。」とか会話してはります。私としては、そこに割り込んで「こんな、流行らない宿だからこそ、一人でも泊めてくれるんだあ。貴重だ--。」とか、訳のわからない、くだを巻きながら、酔っ払っていくのでした。
で、なんだかんだ言って、今日も、しんどかったけど、いろいろとよかったなあ。ツーリング最高!、、、酔っ払って寝よっと。
3日目(2001年11月25日)
女神湖〜霧ヶ峰あたりうろうろ〜茅野駅
今日は、一日、ビーナスラインをポタリングという感じ。ツーリングの最終日は、やっぱりこうなる、、、というのは自分だけかなあ。坂のキツイ、石ごろごろの林道を攻める気力は、今日はありません。
とはいいつつ、白樺湖越えてからは、登り坂。でも、昨日までのことを思えば、軽い軽い。
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白樺湖が見える。蓼科が見える。 前にきたときは、同じ風景が、夕焼けが綺麗だったけど、今日は、天気もよくて、爽快な気分。 |
で、もうちょっと登ると富士山が見えました。ホントに、気持ちいい。
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え、富士山は、みぎのほうに、見えてるはずなんだけど、見えないですね。ここで、例のごとく、せこい手で、スキャンしなおしでもいいんですが、、、 |
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ちょっと違う場所から写した写真です。 富士山が見えます。右側は南アルプスですね。ホントは、もっと綺麗だったんだけど、、、写真上は、仕方ないですね。 木曾とか、北アルプスも完璧に見えました。 |
霧ヶ峰の後は、八島ヶ原湿原に寄りました。
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湿原っていっても、この季節は、枯れススキの世界。 夏にきたら綺麗なんだろうなあ、、、 でも夏は人もいっぱいなんでしょうね。 |
この後は、池のクルミから、茅野方面に、下りていきました。
なにやら、5万分の1の地図とは違い、完璧舗装路が、下までできてるんですね。いつもながらに寂しいことです。
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茅野駅から、輪行です。 ちょっと贅沢の地ビールで、記念撮影。 |