ダイエットの評価が重要

ダイエットの結果を評価し、それをもとに再び計画を行うことが重要です。
ダイエットのプロセスのサイクルは、最低2週間ぐらいが必要だとは思います。1ヶ月ぐらいが適切だと私は思います。慣れてくれば1ヶ月のサイクル、半年のサイクル、という具合に、するのがいいのではと思います。

具体的にはどういうことをやっていけばいいのでしょう

繰り返しになりますが、無理なダイエットは、体重は減っても、太りやすい体質を作ったり、ひどい場合は病気になったりしてしまいます。逆に楽観的な性格が災いして、まったく効果があらわれないという場合もあると思います。
体重と体脂肪率を毎日測定し、自分のダイエットの成果を客観的に評価することが重要です。そして、その評価を、次の実行計画に反映させるのです。
その際注意すべきは

(1)1日単位の体重や体脂肪率の変動に一喜一憂しない。最低でも2週間、できれば一ヶ月測定を続け、グラフにするとよい。
(2)除脂肪体重は、維持するのが理想。除脂肪体重のみが減るのが最悪。
除脂肪体重=体重×(100−体脂肪率)÷100
(3)ダイエットは運動面、食事のバランス面等、完璧に行ったとして、一ヶ月3kgが限界です。別の言い方をすると、1ヶ月に3kgのダイエットに成功した場合こそ、より慎重に、3kgの中身を客観的に評価すべきである、ということ。

といったところでしょうか。

評価の結果、見直すべきは、以下のようなことです。
(1)カロリー計算がまちがっていないか。
(2)運動量、労働強度がまちがっていないか。
(3)実は、ダイエットのせいで病気になってしまったのではないか。
(4)自分の体質は、他の人とはどのように違うのか。

参考までに、除脂肪体重等の計算を行うフォームをのせます。

身長: cm
ダイエット前 体重: kg 体脂肪率: %
ダイエット後 体重: kg 体脂肪率: %


ダイエット前 ダイエット後
体脂肪: kg kg
除脂肪体重: kg kg
除脂肪体重に変化がなく、体脂肪だけ減るのが、理想です。

標準体重: kg
標準体重を達成したときの目標とすべき体脂肪率(注): %
体脂肪率は、男性の場合10%から20%、女性の場合20%から30%が標準です。
従って、この値が低すぎる場合は、無理に標準体重まで落とす必要はありません。
逆に高い場合は、ダイエットすることより、筋力をUPさせることを考えるか、もしくは、標準体重よりもっと抑えるほうがよいでしょう。