このGA610iってケース、電源ファンが凶悪にウルサイ。掃除機か、おまえは、、、といいたくなる。
ついてる電源はこれ。NLX規格とかいうらしい。ふたあけてみた。
ファンのサイズは4センチ、厚さ1.5センチ。
4センチじゃあ、ウルサイのは仕方ないけど、、
写真みてもらったらわかる通り、風きり音を出すために生まれてきたような、内部の複雑さです。
で、いろいろと調べたり教えてもらったりしたところ、ファンがウルサイ場合は、いろいろと手法があるらしい。
探したけど、厚さが1.5センチのファンって、それほど選べないんですよね、、しかも、2000円はする。却下。
24Vのファンは、人気がないため、ジャンク屋で、安く売ってることがあるらしい。探してみたが、、、サイズがあうようなの、絶対見つからないよー
やってみてもいいかも、、、でも、これで静かにならなかったらショックだし、しかも、内部のこの複雑さでは、あまり、期待できないような気がする。
お金がかからない、、、ということで、この方法に決定!DCブラシレスモーターなので、電圧を下げると、回転が減るらしい。
電圧を下げることにしたが、夏場とかはファンを高速にまわしたいし、調節する機能が必要か。で、これにもさまざまな方法があるらしい。簡単そうなものから。
この電源についてたFANは、12V、0.14Aというもの。で、抵抗に置き換えるとオームの法則で、86オーム相当になるが、当然純抵抗じゃないので、ぴったりあう抵抗を探すのが大変。可変抵抗器を使うというのもあるが、秋葉原にいって見てみると、これぐらい電流流してもいい可変抵抗って、結構高いし、たとえば100オームの可変抵抗かったとして、100オームの状態で、ファンが回らなかったら、並列に、100オームの抵抗つけて、、、50オームで動かす、、、てなことを考えないといけないんで、結構面倒。
ダイオードは1つあたり、0.6〜0.7V電圧が下がるらしい。これってお手軽ですなあ。
3端子レギュレーターとたとえば可変抵抗をつかって、可変電圧をつくるというもの。サーミスタといっしょに使うと、温度に応じて、電圧が変わるらしい。まあ、むずかしそうなんで、次回だな。
これもむずかしそう、、、これも可変抵抗で調節したり、サーミスタを使ったりして、自動にできるらしい。
最初の写真でわかるかなあ、、電源内部から、5Vだけでも線を引き出すのは、事実上無理、、、(
ボンドで、こてこてに、ケーブル類が絡み合ってる、、、)
まあ、外から取る方法もあるけど、、、いずれにせよ、5VでFANが回らなかったらいやだし、12Vと5Vの差分でまわすのは、5Vのほうに逆流したときに、どう電源が動くか予測つかないんで、却下。
ということで、結論。今回は簡単に、ダイオードで下げることにした。
お買い物リスト
整流用の普通のダイオード | 9個 | 10円×9個=90円 |
ロータリースイッチ(1回路10接点) | 100円 | |
つまみ | 100円 |
で、290円なり。
できたのがこれ。
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んん、、なかなか簡単です。
で、ファンにつないで見る。
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黒いのがアースです。黄色いのはFANのマイナスのほうから。 これだと、アースとショートしてしまっても、FANが早く回るだけなんで、安心です。 |
この時点で、パソコンを動かしてみようかとかんがえたところ、大きな過ちに気づく。
なんと、
これでは、右に回すとファンが遅くなるじゃないか(
で、しばらく考えて、、解決。単純につなぎかえればいいんだ、、、
あとは、ダイオードのリード線を曲げて、ケースのあいてるとこに取りつけるだけ。
こんな感じ。
んん、なかなか、不器用な俺にしては、完璧!
で、電源内部に表面温度計を貼りつけて計測。
つまみを左に最大にまわしたところ(9個なので、5.4〜6.3V程度降下。)でも、電源ケース内は52度で収束するので大丈夫なようです。
今は室温20度だけど、、、。
なお、ダイオード5つの時点(3V〜3.5V低下)でも、私にとっては、十分静かです。また夏場になれば、温度測定しよっと。
ところが、、、このときいろいろテストしててわかったんですが、電源FANの回転速度を最大にしても(つまり改造前と同じ状態)、CPUがかなり熱いことになってたんですなあ、、、
で次号に続く。